2017年07月26日
石油と車とこれからの環境
こんにちは。
皆さんは普段から車をよく利用していると思います。
買い物であったり、移動用のバスやタクシーであったり、仕事用であったり、郵便物などの宅配であったり
様々だと思います。
その車は基本的にガソリン(石油)で動いていることはもちろんご存じでしょうが、フランスやイギリスなどの
国が2040年から石油で動く車の販売を禁止することになりました。
石油は遠くない未来に枯渇しますし、排気ガスによる環境への影響が大きいことからこの決断へ踏み切っ
たのでしょう。
そこで取って代わるのが“電気自動車”ですね。
現在でも見かけることがありますし、いわゆるハイブリッド車はガソリンと電気両方で走る車なので既に馴
染みのあるシステムと言って良いでしょう。
「じゃあさっさと電気自動車に移行すればいいのでは?」と思われるかもしれませんが、これが中々難しい
のです。理由は大きく挙げて3つです。
一つ目は航続距離が短いことです。電気自動車は充電した電気で走るのですが現在の技術では十分な
電気を蓄えることが難しく、かつ効率よく運動に変えられないため一度の充電で走れる距離が短かく実用
的とは言えません。
二つ目はインフラが整っていないことです。インフラとは生活に必要な設備で車の場合ガソリンスタンドが
それに当たります。ガソリンスタンドはよく目にしますが電気自動車用の充電設備はあまり目にしません。
ただでさえ航続距離が短いのですからガソリンスタンド以上に数が増えないと電気自動車の普及は難しい
でしょう。
三つ目は電気の確保方法です。仮に今の車のほとんどが電気自動車に置き換わったとしたら大量の電気が
必要になります。その電気は当然発電所で作るわけですが、東日本大震災以降は原子力発電所の割合が
ほぼ0になり、火力発電で発電量の約85%をまかなっています(2015年時点)。
「燃焼による二酸化炭素の排出を抑えるために車を電気自動車にするが、その電気を火力発電で作る」の
では本末転倒です。
ただ、いずれ(極力早め)は石油や石炭などの化石燃料に依存した生活から抜け出さなくてはならないため
今回のフランスやイギリスの決定を受けて私達も行動に移すべきでしょうね。

皆さんは普段から車をよく利用していると思います。
買い物であったり、移動用のバスやタクシーであったり、仕事用であったり、郵便物などの宅配であったり
様々だと思います。
その車は基本的にガソリン(石油)で動いていることはもちろんご存じでしょうが、フランスやイギリスなどの
国が2040年から石油で動く車の販売を禁止することになりました。
石油は遠くない未来に枯渇しますし、排気ガスによる環境への影響が大きいことからこの決断へ踏み切っ
たのでしょう。
そこで取って代わるのが“電気自動車”ですね。
現在でも見かけることがありますし、いわゆるハイブリッド車はガソリンと電気両方で走る車なので既に馴
染みのあるシステムと言って良いでしょう。
「じゃあさっさと電気自動車に移行すればいいのでは?」と思われるかもしれませんが、これが中々難しい
のです。理由は大きく挙げて3つです。
一つ目は航続距離が短いことです。電気自動車は充電した電気で走るのですが現在の技術では十分な
電気を蓄えることが難しく、かつ効率よく運動に変えられないため一度の充電で走れる距離が短かく実用
的とは言えません。
二つ目はインフラが整っていないことです。インフラとは生活に必要な設備で車の場合ガソリンスタンドが
それに当たります。ガソリンスタンドはよく目にしますが電気自動車用の充電設備はあまり目にしません。
ただでさえ航続距離が短いのですからガソリンスタンド以上に数が増えないと電気自動車の普及は難しい
でしょう。
三つ目は電気の確保方法です。仮に今の車のほとんどが電気自動車に置き換わったとしたら大量の電気が
必要になります。その電気は当然発電所で作るわけですが、東日本大震災以降は原子力発電所の割合が
ほぼ0になり、火力発電で発電量の約85%をまかなっています(2015年時点)。
「燃焼による二酸化炭素の排出を抑えるために車を電気自動車にするが、その電気を火力発電で作る」の
では本末転倒です。
ただ、いずれ(極力早め)は石油や石炭などの化石燃料に依存した生活から抜け出さなくてはならないため
今回のフランスやイギリスの決定を受けて私達も行動に移すべきでしょうね。

Posted by アーサー学院 信州中野校 at 15:14│Comments(0)
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