2018年07月13日
今年の自由研究は
こんにちは。
今年も小学生の保護者の方から自由研究に悩んでいると相談を受けました。
去年は水の蒸発に関する実験を紹介したので、今年はまた別の実験をご紹介します。
今回は「ダンゴムシの習性」です。
『ダンゴムシの交替性転向反応から見る生物の行動法則』等タイトルは自由に変えてください。
(さすがに これ↑ だと堅苦しすぎるので…)
ダンゴムシには交替性転向反応(こうたいせいてんこうはんのう)と言われる面白い習性があり、
これは「行き止まりにぶつかり左に曲がったら、次の行き止まりでは右に曲がる。また次の行き
止まりでは左に曲がる」というもので、下図のようなイメージです。
壁→
↑
壁 →壁
↑
→壁
どうでしょう、興味深くないですか?
さて、こんな習性を聞いたら当然いくつかの疑問が生まれます。
「右(左)にばかり曲がる道ならどうなるの?」
「ななめに曲がる場合でもこの法則で進むの?仮にそうだとしたらどれ位の曲がり具合(角度)
からこの法則で進むの?」
等々です。
他にもいくつかの場合を考えて、4~5つ程度の実験をすれば十分でしょう。
そして “研究” にするために大事なお願いが1つあります。
それは、1つ1つの実験をする際は①予想 ②(実験)結果 ③考察 を必ず書くことです。
今回の実験ですとまずダンゴムシの習性を紹介した後(当然ここでも実験した上で紹介します)、
実験Ⅰ「右にばかり曲がる道の場合」
予想:「△△だから〇〇になると考えました」
結果:実験した結果を載せる(写真も貼る)
考察:なぜそのような結果になったか自分の意見を書く
と実験テーマ、予想、結果、考察でワンセットにします。
最後に、
「これらの実験から✕✕であることが分かった。ダンゴムシがこのような習性を持っているのは
☆☆だからだと考えました」
とまとめれば、きちんとした自由研究になるでしょう。
近年は特に昆虫(ダンゴムシは正確には昆虫ではありませんが)を苦手としているお子さんが
増えた印象ですが、昆虫をはじめとした生物は謎の宝庫です。
自由研究に困ったらまず生物に着目するといいネタが思い浮かぶかもしれませんよ。

もし今回の実験がお友達と被ってしまったらごめんなさいね^^;
今年も小学生の保護者の方から自由研究に悩んでいると相談を受けました。
去年は水の蒸発に関する実験を紹介したので、今年はまた別の実験をご紹介します。
今回は「ダンゴムシの習性」です。
『ダンゴムシの交替性転向反応から見る生物の行動法則』等タイトルは自由に変えてください。
(さすがに これ↑ だと堅苦しすぎるので…)
ダンゴムシには交替性転向反応(こうたいせいてんこうはんのう)と言われる面白い習性があり、
これは「行き止まりにぶつかり左に曲がったら、次の行き止まりでは右に曲がる。また次の行き
止まりでは左に曲がる」というもので、下図のようなイメージです。
壁→
↑
壁 →壁
↑
→壁
どうでしょう、興味深くないですか?
さて、こんな習性を聞いたら当然いくつかの疑問が生まれます。
「右(左)にばかり曲がる道ならどうなるの?」
「ななめに曲がる場合でもこの法則で進むの?仮にそうだとしたらどれ位の曲がり具合(角度)
からこの法則で進むの?」
等々です。
他にもいくつかの場合を考えて、4~5つ程度の実験をすれば十分でしょう。
そして “研究” にするために大事なお願いが1つあります。
それは、1つ1つの実験をする際は①予想 ②(実験)結果 ③考察 を必ず書くことです。
今回の実験ですとまずダンゴムシの習性を紹介した後(当然ここでも実験した上で紹介します)、
実験Ⅰ「右にばかり曲がる道の場合」
予想:「△△だから〇〇になると考えました」
結果:実験した結果を載せる(写真も貼る)
考察:なぜそのような結果になったか自分の意見を書く
と実験テーマ、予想、結果、考察でワンセットにします。
最後に、
「これらの実験から✕✕であることが分かった。ダンゴムシがこのような習性を持っているのは
☆☆だからだと考えました」
とまとめれば、きちんとした自由研究になるでしょう。
近年は特に昆虫(ダンゴムシは正確には昆虫ではありませんが)を苦手としているお子さんが
増えた印象ですが、昆虫をはじめとした生物は謎の宝庫です。
自由研究に困ったらまず生物に着目するといいネタが思い浮かぶかもしれませんよ。

もし今回の実験がお友達と被ってしまったらごめんなさいね^^;
Posted by アーサー学院 信州中野校 at 16:22│Comments(0)
│日記