2018年05月19日

手の込んだ嘘

こんにちは。

今週日曜日の5月13日にあるTwitterが話題になりました。

その内容を簡潔にまとめるとこう ↓ です。

『長野県のうどん屋「蛞蝓亭(なめくじてい)」に「国際信州学院大学」の教職員から50人の貸し切り

予約が入ったが無断キャンセルされ、お店が二度と来ないで欲しいと訴えた』

というものです。

これだけ聞くと恐らくほとんどの人が「なんてひどい!教師の風上に置けない!」と憤りそうです。

実際、万単位で該当ツイートは拡散されたのですが、実はこのツイートは嘘をついて多くの人の注目

を集めるための偽の情報で、いわゆる「釣り」と言われるものでした。

国際信州学院大学は公式サイトや公式Twitter、公式マスコットキャラクターまでいる学校なのですが、

今年の一月にあるインターネット掲示板の悪ふざけから生まれた架空の学校で、被害を受けたとされ

る蛞蝓亭も架空のお店だったのです。

この一件については様々な意見があるでしょうが、一つ断言できるのはネットリテラシー(インターネット

の知識を持ち、そこで得た情報を正しく活用する能力)が重要だということです。

インターネットは情報源として非常に優秀ですが、真実と同じくらい嘘も混じっています。

インターネットの情報に踊らされるのではなく、正しく取捨選択して上手に使えるようになりたいですね。





さて、偽情報の発信と言えばやはりエイプリルフールです。

私も先月にこのブログで何か書こうと思ったのですが “びっくりする” かつ “嘘だと分かった時に笑える”

の両方の条件を満たすニュースを思いつかなくて断念しました^^;

どうせ嘘をつくならヌメヌメと後を引くような嘘ではなく、センスある嘘をつきたいですからね。  


Posted by アーサー学院 信州中野校 at 17:23Comments(0)日記